平本蓮が修得する剛毅會空手

フルコンチャンネル
【空手×MMA】平本蓮選手が修得する“剛毅會空手”の凄さをを天水モリカワが語る
https://www.youtube.com/watch?v=wT_rn3O3f8Y&t=23...

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>>7
学生時代極真カラテをやっていましたが、横須賀の道場で練習中に自衛隊の方が見学に来て、
「自分は剛柔流３段で、柔道もやっていた。組み手をさせてもらえないか」という申し出が
ありました。

私は指導員として相手の力量を判断したいため、一連の練習に付き合ってもらい、
最後に希望があれば組み手をしたいと答えました。

年齢は３０代でしょうか。
体格は良く、鍛えられた体に感じられましたが、基礎練習についてこれていないなと感じました。
それでも、最後に組み手の申出がありましたので、入門６カ月の白帯の高校生に相手を命じました。
開始一分、高校生が前蹴りを放って、相手は悶絶してしまいました。
まだやるかと問うと、「参りました」とあっけなく終わってしまいました。

見て感じたことは、やはり寸止め空手の限界でした。
その相手は、いい突きを出すのですが、突き方を知りませんでした。
要するに実戦向きの突き方ではなかったのです。

実戦においては、相手の体を突き抜くつもりでなければ効きません。
お互いに興奮状態で、体に当たった位では効かないし倒れることはないのです。
その感覚が分かっていなかったようでした。

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あと、場所柄か横須賀ベースからネイビー(アメリカ海軍兵)が見学に来ていました。
皆体格が良く、上背は１８０センチ以上、体重は１００キロ近い大男達。

そのうちの一人が、組み手を希望するので、私が相手をしました。
始めから本気を出して、ボコボコにしてやりました。
しかし、彼は日本人以上に根性があってなかなか参ったとは言いませんし、
終わった後頭を下げて、「来週から通いたい。教えてください」
と片言の日本語で言ってくれたのは嬉しかったです。

アメリカ人は分かり易い人間だと思います。
自分が負けた人間には、完全に屈服します。そして尊敬するようになります。

さらに、翌週から毎週真面目に稽古に来ていました。
その後、彼から横須賀ベースの中に案内され、自宅にも招かれました。
奥様が日本人だったのには驚きました。

日本に感心を持ったのは、奥様の影響だったのかもしれませんが、
私も彼に影響を与えた日本人の一人だったのかもしれません。

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